活動状況

 

2013年10月開校に向けて2012年12月より建設工事開始しました。

カンボジアの農村地区では、貧困や遠距離通学などが原因で、法で定められた義務教育(小6・中3年)であるにもかかわらず、中学進学率が20%以下の地域がほとんどです。若者たちの多くは、農業では自活できないために近隣の都市へと働きに出ますが、定職に就ける者はごく一部。近年職を持たない若者の犯罪の増加がカンボジアの将来に影を落としています。
 中学校建設予定地のアンコールクラウ村を含む周辺5か村には中学校がなく、現在近い者で片道4Km、遠い者は15Kmほどの通学を強いられています。開校後は遠い者でも半分以下の距離になり通学が可能になります。
 2013年10月開校に向け校舎(6教室)管理棟の建設、運動場整備を開始しました。さらに校内環境整備・特別教室・体育施設・就学生徒の増加によるさらなる校舎建設、職業教育設備等々、2期、3期工事へと続きます。

         地鎮祭の様子